昨日の3月3日の午後から、あしなが育英会のお誘いで仙台レインボーハウス見学会に行って参りました。
宣伝や広報に際して、自責の念に囚われる方が多いのは事実で、東日本大震災後に、報道関係の方が、被災の事実と向き合って、自責の念から筆を置いて職場を離れる方もあり、被災地から帰った自衛官の方が同じく自責の念から職場を離れる方も多いと聞きます。
仙台レインボーハウスの所長の林田さんは、「人それぞれに立場があり、広報する事で、利益を得る人、利益を得る会社があるのは当たり前の事と認識してます。」
と言って「それよりも何よりも多くの方に知って頂き、少しでも多くの手助けを得られれば、子供たちは喜んでくれます」そして「苦難を乗り越えようとしてる子供たちだからこそ、きっと立派な人間になってくれると信じている」と付け加えていました。
自責の念で言えば、私自身がCGIプロバイダーを始めた当時は、阪神大震災後の復興の為に発足した神戸を花一杯にするNPOへ有償であったCGIを無償提供し、新潟中越沖地震後には、新潟県庁の広報にかけあい、災害ボランティアの連絡用CGIとして無償提供してきて、今現在はあしなが育英会さんの広報リンクを展開しています。
その事は、公にはしていましたが、自責の念から広く広報する事は、差し控えていたのが実情です。
災害支援活動に置いて、全て利益につなげていないとは言え、広報は憚れ限度もあり、善意と偽善のはざ間に、思い悩む面もありましたが今後は自分なりに倫理観を持って広報に努めて参りたいと思います。
お金があるからこその支援ではなく、お金が無くても、広く伝える事で多くの方に知って頂き、支援は広がります。
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