毎年基調講演を公聴しているインターロップの20回記念へ行って参りました。
大きな会場を使ったプレゼンテーションやデモンストレーション、小規模なブースでも、会場全体を動かしている技術やネットワーク構築の技術の説明も行われていました。
◎基調講演では、LINE、グリー、ニワンゴの3社対談が行われ、その先に目指すものや、群を抜くユーザー数1億4000万ユーザーのLINEの約3割が国内ユーザーであり、残り7割が海外ユーザーである事が、ソーシャルの翻訳化はグローバル化の為の大きな武器になっていると感じました。
◎そしてHTML5と言う新しい技術がもたらす物が、覇権争いを制するのか?ウェブを表示する為の技術が、デバイス(PC,携帯、スマホ)の為に変化するのか?面白い提案もFireFOXのスマホ向けOSで提案されていて興味深く拝聴しました。
最近の潮流である、レスポンシブウェブサイトと言うアプリケーションが、ホームページを表示する際に、デバイスに合わせて変化する。
ではなく、スマホOSないしはブラウジングがPC用のウェブサイトをスマホ用や携帯用に変化させるウェブはPC用が一つだけで良いと言う仕組みを提唱していました。
※写真にもありますが、FireFOXのスマホ実機も展示されていました。
その他にも私の知りうる限りでは、サーバーサイドのテクノロジーで、動的にデバイスに合ったウェブに振り分けたり、デバイスに合った表示にしたりと言う技術もありますので、ウェブ表現の多様性を垣間見ました。
◎セキュリティ関連は、ハードウェアデバイスとしてのアプライアンスは従来のウェブに照準を合わせた物や、メールに照準を合わせた物から、コンシューマやユーザー単位のソフトウェアも展示されていました。
中でも興味を引いたのが、仮想のネットワーク等の環境を作り出し、あえてウィルス等に感染させて、動きを判断し、それに合わせたパターンファイルを瞬時に作り出しパターンファイルを生成し防御する物も出て来ました。
日進月歩で進化するその世界は、やはり10年先を見据えた物であり、勉強になりました。
その技術を、理解するには時間を要すると思いますが、少しでも理解頂ける説明をして行きたいと思います。
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